ばけたんを買うきっかけになった、とあるアパートメント
先日、車でそのアパートの前を通りかかった時だった。
隣に座っていた娘が、「今ゾワってした!」と言う。
私はあーと思って「まだいるんだ…」と言った。
仕事で、毎週のように訪れていたそのアパートメント。
最初の部屋へ向かう角を曲がったところで、決まってゾワゾワと悪寒が走った。
角を曲がった先の二階へと続く階段の下辺りに、いつも誰かが立っているような気がした。
はじめ、そこを訪れるのが時間的に陽が沈んで暗くなっているからなのだろうと思っていた。
暗がりがあると、それだけでどこか怖かったりする。
けれどまた別のある日、昼間訪れた時だった。
若干薄らいではいたものの、またしても悪寒が走ったのだ。
できれば気のせい、ということにしておきたかったけど、なんだかそうしちゃいけないような気がした。
それがきっかけだった。
確か、当時観ていた「超ムーの世界R」という番組だったと思うが、TOCANA編集長の角さんが紹介していたように記憶している。
その時はじめて「ばけたん」を知ったのだった。
おばけ探知機!?何じゃそりゃ!!と言うのが実は率直な感想だったんだけど…(^_^;)
それでもなんだか確信的なものを感じて、早速「購入する」をクリックしてみた。
いざ、ばけたんを持ってそのアパートへ。
二回押しの探索モードというものにして、緊張しつつゆっくり歩いて行くと、一階ではすべて緑ランプ、二階のとある部屋の前に行くと、突然赤ランプの警告音が鳴り出した。
慌てて浄化機能のバリアモードを押してみた。
かと言って、それでどうにかなったのか?までは分からなかったけれど…
ただこのアパートには、やはり見えない誰かがいたんだなということが知れただけで、十分だと思った。
もう、あれから二年近く経っている。
私は仕事の度、そのアパートに足を運んだけれど、不思議とあれ以来ゾワゾワするという感覚はなかった。
ってことは、見えないその誰かは、そこに存在していると認めてもらえたことで満足だったのかな?
思い返してみると、私が仕事で通った二年九ヶ月の間、二階にはずーっと空き室だった二部屋があった。
ほぼ毎週通っていたのだから、間違いようもない。
あの二部屋に誰かが住んでいたことなんて、私が通っていた間は一度もなかった。
他の部屋も出入りが激しく、いつも半分も埋まっていなかった。
先月とうとうその仕事を辞めたのだけど、先日娘がそのアパートの前で反応したので、まだそうなのかあと、妙に感慨深く思ったのだった。
私はバリアモードを放つ危険人物として、私が行くと気配を消していたのかしら?
でも、私がばけたんでそのアパートを確かめたのは、後にも先にもその一度きりだった。
ちなみにそのアパートは、大島てるさんのサイトには載っていないが、とある市の住宅街にひっそりと佇んでいる。
え〜と、子供のように無邪気なピュアな心で、自分が一番ワクワクするやりたいことを
さあ始めよう!と言っているようなので(解説書参照しながら)、とりあえず久々にblogを更新しました( ´ ▽ ` )
今日もありがとうです☆